Interview

矢野 貴詳
Takayoshi Yano

第三製造・流通・サービス部
自動車・流通・消費財・サービス
パートナー

1996年青山監査法人入所。PwC英国に駐在していたため、設立から1年遅れて2007年あらた監査法人に移籍。二度にわたる英国出向で、現地企業の会計監査のほか、IFRSに関する専門的な知見・実務を経験。現在、所属部門の現場品質改善活動を担うチーフオーディターのリーダーを務める傍ら、小売業、自動車部品、石油精製、商社、製薬など、多国籍企業の監査を統括。

クライアントの価値観を共有することで
監査という仕事が分かりやすくなる

部門の特徴を聞かれたら、「もっとも分かりやすい監査を経験できること」と答えます。なぜなら、第三製造・流通・サービス部が担当するクライアントは小売系で、最終消費財が多いのですが、その中にはかばんや時計、アクセサリーといった商品を扱う有名ブランドが含まれます。そのようなブランドで働く方たちは自社商品に対する愛着が人一倍強く、そうした商品の魅力やブランドが大切にしている価値観を共有することは、会社自体を理解することにつながります。監査業務には一見関係ないようにも思えますが、こうしたことが実は仕事を進めるうえで非常に重要です。目に見えるものが対象であれば価値観を共有しやすく、監査という業務もより分かりやすくなります。また、そのようなクライアントの多くが本社を構えるのは、銀座や青山といった洗練された街です。棚卸など実店舗に出向く機会も多く、その際には身だしなみにも特に気を遣っていますね。ブランドのイメージを大切にするクライアントを担当するのであれば、身だしなみを整えることも価値観の共有だと私は考えています。

仲間同士でネットワークが自然に拡大、
自分を磨いたぶんだけ、世界は広がる

消費財は世界中から日本に参入してきています。日本で仕事を受けていても、業務内容は非常にグローバル。世界とかかわる仕事をしたいという方にも、私たちの部門で働く魅力を感じてもらえるでしょう。私は海外出向を経験したことで、PwCグローバルでの仕事の進め方を俯瞰することができました。インターナショナルな環境で、どうマネージメントすれば仕事が進むのかを学べたことは、今の業務に生かされています。また、海外のどこかで問題が起きればすぐに飛んでいき、解決する。そういったことが日常的にできるようになりました。その逆もあって、海外事務所の面識のないメンバーからいきなり仕事を手伝ってほしいと言われたりもします。よくよく聞いてみると、そのメンバーが所属する事務所の同僚が、以前に私と仕事をしたことがあったことが分かるなど、国内外にかかわらず仲間同士のつながりが自然と広がっていくわけです。もちろん、これは成果を出したことによる信頼関係があってこそですが、自分の語学力や国際性を磨いていけば、世界中の仲間とつながっていける柔軟なネットワークが、PwCあらたにはあるのです。

PwCあらたにとって、「Speak up」は
意識すべきことではなくスタンダード

私は部門内の働き方改革を推進する活動にかかわっていますが、これからはよりフレキシブルな働き方を選択できるようにならなければいけないと考えています。私自身、有給休暇を使って年に数回は海外旅行に出掛けています。リフレッシュが仕事に対してプラスに働きますし、私が積極的に休みを取らなければ、後輩も休めないと思うからです。PwCあらたでは、フラットに意見を言える「Speak up」という“カルチャー”とでも言うべき社風があります。けれども、私はこの言葉をあまり意識せず自由に発言し、やりたいと自ら手を挙げ、自分なりの働き方を選択してきました。例えば、医薬品製造を手掛けるクライアントは、第三製造・流通・サービス部が担当していますが、私もその仕事にも携わっています。その業種を違う視点で見たいと思えば転籍も望めますし部門の垣根を越えて仕事をすることもできます。若手の皆さんには、いろいろな業務や部門を経験して、自分なりの働き方を見つけてほしいと思っています。