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掲載日:[2009年7月 1日 13:38]

みなさん、こんにちは。
CS 所属 アソシエイトの土井さやかと申します。
今回のブログは、私が「棚卸立会」で経験したことについてお話します。
私の所属するCSでは棚卸立会に関与する機会に恵まれています。私もさまざまな棚卸立会を経験しました。輝く宝石、化粧品、大量のねじ、メーターを見て量る液体、動物など...。
宝石店の棚卸立会の際は倉庫にも案内していただき、興奮してしまいました。お店で働く方に売れ筋商品や新製品の情報を聞くことができて、思わずペンを握る手に力が入ってしまいます。
工場に行った際にはヘルメットを着用し、冬でしたので工場の皆さんと同じ防寒具を貸していただき、見た目は工場で働く方と同じ格好になりました。何だか連帯感が生まれたような気がしてうれしかったです(笑)。
動物の棚卸立会は貴重な体験でした。普通、棚卸立会といえば監査人がサンプリングで独自にカウントを実施するのですが、対象が動物ですので、素人が不用意に触れることはできません。
そこで、クライアントの方に数えていただき、それを観察するという手続を行いました。
「ではそのカゴのねずみを数えてください」リストによれば1匹しかいないはず。でもカゴの中には...たくさんの子ねずみが!!!
「生後XX日の動物は棚卸資産としてカウントしない、という規定がありますので、これはエラーではありません。」
初めは驚きましたが、そんなやりとりをしました。
ちなみに、棚卸立会は1年目のスタッフでも1人で行くことがあります。
立会の最後に簡単な講評を求められることがあるのですが、社内研修や以前に先輩と行った棚卸立会での先輩の講評メモを思い出し、チェックポイントを頭の中で必死にめぐらせて、なんとか対応しました。そのときにクライアントの方が私の話を書き留めていたので、とても緊張しました。
監査手続の「質問」をする際には私たちももちろんメモをとりますが、メモをとられる緊張感とはこういうものか、と実感しました。それ以来、「質問」のときはクライアントの方が緊張しないような雰囲気作りを心がけています。

このように、棚卸立会では普段の監査現場では経験できない貴重な体験をすることができます。
棚卸立会に行くと、商品等の物理的な流れが見え、実際に数えたものが「棚卸資産」として計上されていることを体感することで、普段の会社の経済活動が財務情報として表される会計というものを実感することができるような気がします。また、普段の監査現場ではどちらかと言うと経理の方と関わることが多いのですが、生産現場で働く方とお話させていただいたり、講評をお伝えする際には自分のプレゼン能力の未熟さに気付かされたりもします。
これからも、1回1回の経験を大切にし、成長していきたいと思います。
CS アソシエイト 土井さやか